zakkan 甚佐紅(ざっかん じんざもみ)

日々の雑感を綴ってみたい・・・。

2024年4月のブログ記事

  • 裸足の平安時代 その四

    芽吹き始めた木々。 昨日縫い上げたブラウスと、どこかしら似ているような気もして。 その昔、37㎝ × 11m の絹布を織り上げるのに、どれほどの手間を必要としたことか。 さていま、この世の中にあふれかえるアパレルのすさまじい量を憂えたりしながらも。 戦禍の中にあるガザやスーダンの人々、TVで見る限... 続きをみる

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  • いびつなシュークリーム。

    薪の素となるナラの木がたくさんやってきました。 ナラ材は家具や建具にも使われる広葉樹ですが、8トン車で運ばれてきた彼らは、曲がっていたりして、あっさりと、薪になるお役目を頂戴してしまいました。 夫はこれから毎日、借りてきたバックフォーを操り、とんでもない重さの木を持ち上げ、チェーンソーで切り分けて... 続きをみる

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  • 若妻会と長生会

    怒ることは全くない!と記しましたが、ん?と怪訝に思うことはしょっちゅうです。 山羊小屋の隣に物置があるのですが、その陰で、立小便なさっている場面に遭遇したときとか、インターフォンを押さずにいきなり扉を開けて入ってこられたときとか、慣れない事象にびっくりしてしまうことはたびたびあります。 三月末まで... 続きをみる

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  • 一将功なりて万骨枯る

    おとといの夕暮れ、月と桜です。 怒りのない毎日って本当に穏やかで幸せ。 50年前は猛烈に怒ってましたから。 劇団四季俳優養成所(正式な名称は覚えていません)に入ってから一週間目くらいから怒っていました。 浅利慶太に手紙を書かねば。 なんだ、この扱いは、って。 思えば、ずいぶん不遜な新入りでした。 ... 続きをみる

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  • 「うちは、男もいる宝塚だから」

    今朝の裏山。 樹々の形が大好きです。 きれいな緑を湛えてくれるのも、近いかな。 そういえば、怒りというものをすっかり忘れてしまってどれくらいになるだろう。 近くの山、山羊、そして猫。たまに夫。 小さな喜びで満たされていることをじわっと感じます。 そうなのです、怒っていたのです、わたし。 ずいぶん長... 続きをみる

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