zakkan 甚佐紅(ざっかん じんざもみ)

日々の雑感を綴ってみたい・・・。

裸足の平安時代!

如月。
着物をさらに重ねなければ寒くてたまらない真冬の季節、着更着(きさらぎ)。
一昨年の日記には、お隣(空き家なのですが)の屋根には50㎝の雪がたっぷり。全く落ちる気配もない寒さ、と書いています。


なのに。
昨日も今日も春も中ごろといったお天気で、つい、靴下を脱ぎ捨ててしまって。
ふと、紫式部を題材にしたドラマを思い出しました・・・。


時は平安時代。
ドラマの中の人々は誰一人として足袋を穿いていません。
女御(にょご)の方々は襲の色目(かさねのいろめ)を大切にしながら、美しく大層な重ね着をなさっているというのに、おみ足は裸足。
男の方だって天皇さまももちろん。


そこで、Wikipediaを開くと。
平安時代は、現代と同じように酷暑だった!とありました。
30℃超えはあたりまえだったのだそうです。


地球にはどうやら、暑い時期と寒い時期が交互に訪れているらしい。
平安時代は暑かったので、涼を取るために家の前に池を作った。
なるほど、寝殿造りが流行ったのですね。


たしかに絵巻物を見ても、襖の原型らしきものはあるにしても、たいていは御簾(みす)を
開けっ放しにしてある、感じ。


しかし、いくら夏が暑いといっても、冬はそれなりに寒かったと思うのですが。


450万人(平安時代の推定人口)のおよそ五千分の一くらいいらした貴族の方々。
その方々がみんな裸足。
ではいったい、庶民の暮らしって、どうなっていたのでしょう???


もう少し考察を重ねてみます!